各種検査について
About Test
当院では、胃カメラ(胃内視鏡検査)、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)、超音波検査(頸動脈・腹部エコー)、胸部・腹部レントゲン検査、心電図、尿素呼気テスト(ピロリ菌検査)、血液検査などを行っております。
胃カメラ(胃内視鏡検査)、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)については、予約が必要になりますので、希望される方はお問い合わせください。
その他保険適用での検査につきましては、診察の上で検査の必要があると医師が判断した場合に、随時検査を実施いたします。
-
内視鏡検査
消化器内視鏡専門医による胃カメラ(胃内視鏡検査)、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けていただけます。
また、当院では視認性の向上や集中力低下を防ぐ効果のあるブルーライト照明を内視鏡検査室に設置して、より精度高く内視鏡検査ができるようにしています。
ブルーライトで部屋を青色にすると、モニターに映し出す臓器の「赤色」の色が引き立ち、視認性が向上し精度精度を高める効果があります。また、色残像を抑える効果もあり、視認性や集中力の低下を防ぐことができます。
さらに、心理的に落ち着きや安心感を与える色でストレスを軽減する効果があるので、緊張や不安を感じられている患者さんにもできるだけ落ち着いて検査を受けていただけるようになります。 -
ピロリ菌検査
胃の中に住む細菌のピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍を引き起こすだけでなく、胃がんの原因になるので検査、除菌を送気に行うことが大切です。
ピロリ菌検査には以下の種類があり、尿素呼気試験が1番精度の高く、ピロリ菌の診断に最適ですが、それぞれの特性を考慮しながら、状況により検査を組み合わせて診断します。
ピロリ菌に感染している場合は、飲み薬を服用することで除菌ができます。- 血液検査:血液中のピロリ菌抗体量を測定します。
- 便検査:便中のピロリ菌抗原量を測定します。
- 内視鏡検査:胃カメラで胃粘膜を直接観察し、ピロリ菌がいるかどうかを調べます。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎の方は保険診療でのピロリ菌の感染診断および治療を受けることができますので、ご相談ください。
-
腹部エコー検査
腹部エコー検査は、超音波を利用した痛みや被ばくのない安全な検査で、肝臓や胆のう、膵臓、腎臓といった腹部臓器の状態を調べることができます。以下のような病気の診断を行うことができます。
- 肝臓:肝硬変、肝炎、肝臓がん、脂肪肝など
- 胆嚢:胆石、胆嚢炎、胆嚢ポリープなど
- 膵臓:膵炎、膵臓がん、膵管拡張など
- 腎臓:腎結石、腎炎、腎臓がん、慢性腎臓病など
-
頸部エコー検査
頸部エコー検査は、首の動脈や静脈、甲状腺、リンパ節などの状態を調べる検査です。
頸動脈を検査することで、動脈硬化によって厚くなった血管壁やこびりついたプラークや血栓などを確認することができ、動脈硬化の早期発見や進行具合がわかります。
頸動脈エコー検査のみであれば、健康診断や人間ドックと違って飲食の時間制限もなく、検査時間も5~10分ほどで終わりますので、受けて頂きやすい検査になります。
-
レントゲン検査
レントゲン装置を使って胸部、腹部の簡易な検査を行います。
-
心電図検査
心電図検査では、不整脈、心臓の拡大や肥大、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患などが分かります。
-
血液検査
迅速血液検査装置を導入しておりますので、10~15分程度で検査結果を出すことができます。
-
尿検査
尿中のたんぱくや糖、潜血などを調べます。院内で迅速に調べることが可能です。